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「1945-1998」 国連のCTBTO(包括的核実験禁止条約準備委員会)のサイトに掲載さ れている、メディアアーティスト・橋本公さんのDVD(3部作の内の1つ) 「1945-1998」をご覧ください。核の恐ろしさを視覚で捉えられるように 表現された作品です。14分半ほどお時間が取れれば是非ご覧ください。 この青い世界地図のスタートボタンをクリックしてください。) 橋本公さんの言葉 「この作品では、 1ヶ月を1秒に短縮してその歴史を一望する。 どの国の人々にも伝わるように、 文字はいっさい使用していない。 世界地図上の光と点滅と実験回数を示す 数字だけで、いつ・どこで・どの国が 何回、核実験を行ったかを、目と耳で知る。 いま存在する深刻な問題と、 それを知らない人たちとをつなぐ インターフェース。 そういうものを作ろうと考えた。」 (1945年7月16日に行われた 人類初の核実験) 「菅発言」 …核武装していない日本が、原爆の被害を受けた日本が、その日本の 首相が核兵器の必要性を広島で8月6日に語る異常さである… 《神浦元彰の「J-RCOM」2010.08.07から一部引用》 【9─9番目の奇妙な人形】 『9─9番目の奇妙な人形』は2009年のアメリカ映画です。 目黒駅から3分の映画館で2本立て900円です、安い。 自分は何のために生まれ、そしてどこへ向かっていくのか──??? そんなSFアニメでした。 古びた研究室の片隅で、奇妙な人形が目を覚ました。麻布を縫い合わ せて作られた身体、腹部には大きなジッパー、背中には数字の”9”が 描かれている。自分が誰なのか、ここがどこなのか、彼にはわからない。 恐る恐る外を見ると、見渡す限りの廃墟が広がっていた。 茫然とする彼の前に… 《映画パンフレット「STORY」から一部引用》 「これまでの人生で観た映画の中で、最高の11分間だった」ティム・バー トンを驚愕させた1本の短編作品。その世界観をさらにスケールアップさ せ、かつてない新感覚ファンタジーが誕生した。 《同「INTRODUCTION」から一部引用》 優しさ、強さ、賢さ、弱さ、傲慢さ、 愚かさ、寛容さ、そして勇気と希望… (9つですね) 小さすぎる彼らに人間のもつ複雑な 感情すべてを押し込むのは難しかっ たのか、彼らの”父親”は人間の心を 9つに分けて吹き込んだようだ。 《同「REVIEW」から一部引用》 ♪Somewhere over the rainbou Way up high, There's a land that I heard of Once in a lullaby, ラストシーンに流れる 「Over The Rainbou/虹の彼方に」は、 あの『オズの魔法使』の主題歌です。 どうやら…人間が守り切れなかった「愛と知恵と勇気」を、残された人形 たちが守ろうとしている…そんなメッセージが込められているようです。 このような終末観には組しないで、この現実の社会を進歩させるために ささやかな営為をつみ重ねようと、改めて帰り道に思ったものでした。 「棄てよう!核・DU」 by MO この映画は核兵器で終末を迎えたと描かれている訳ではありません。 この地球が、仮に終末を迎えるとすれば、その要因のひとつとして核兵器は 外せないだろうとの見方で、この映画を観たということです。
by 9collection
| 2010-08-13 00:09
| 棄てよう!核・DU
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