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【9・11(ナイン・イレブン)】
2001年9月11日にアメリカで起きた事件。アメリカのアフガニスタン侵略(2001年 10月)、引き続くイラク侵略(2003年3月)の契機(口実)となった。 「アメリカ同時多発テロ事件」という呼び方は日本特有で、国際的にはまれ。 ○ノーム・チョムスキー(1928年生まれ、アメリカの言語学者) ─2002年5月21日/マサチューセッツ/ジャン・ユンカーマンのインタビュー─ 「あれはひどい残虐行為です。しかし欧米や日本に住んでいるのでないかぎり、 とくに目新しいことだとは思わないでしょう。あれが帝国主義国家が他の国々を 何百年にもわたって扱ってきたやり方なのです。 これは歴史的な出来事です。しかし、あいにくその規模や性質においてではなく 誰が犠牲になったかにおいて歴史的なのです。 何百年もの歴史を見れば、帝国主義の国々は、基本的に攻撃を免れてきました。 残虐行為はいくらでもありました。しかし、それはどこか他の場所で起こっていた のです。日本が中国において残虐行為を展開したときも、私の知るかぎり、東京が 中国人のテロリストに攻撃されたことはありませんでした。 常に、どこか他の場所です。何百年にもわたってそうでした。今回、初めて違った のです。」 ○モフセン・マフマルバフ(1957年生まれ、イランの映画監督) ─2001年10月3日/パリ/ユネスコ・メダル受賞記念スピーチ─ 「この国(アフガニスタン)では世界のどこよりも神の名が語られるというのに、神に さえ見放されているかのようです。 アメリカでの9月11日の事件が起こるまで、アフガニスタンは忘れられた国でした。 今でさえも、アフガニスタンに向けられる関心は、そのほとんどが人道的なものでは ないのです。 もしも過去の25年間、権力が人々の頭上に降らせていたのがミサイルではなく 書物であったなら、無知や部族主義やテロリズムがこの地にはびこる余地は なかったでしょう。もしも人々の足もとに埋められたのが地雷ではなく小麦の種で あったなら、数百万のアフガン人が死と難民への道を辿らずにすんだでしょう。」 この「9・11」の強い衝撃と、「報復攻撃」への深い悲しみの中から、ひとつの歌が 生まれました。広島の中学生が創り、マフマルバフのメッセージが加えられた 「ねがい」です。 作詞 大洲中学校3年生有志(2002年) 編曲 山の木竹志 作曲 高田りゅうじ 一 もしもこの頭上に 落とされたものが ミサイルではなく 本やノートであったなら 無知や偏見から 解き放たれて きみは戦うことを やめるだろう 二 もしもこの地上に 響きあうものが 爆音ではなく 歌の調べであったなら 恐怖や憎しみに 囚われないで 人は自由の歌を うたうだろう 三 もしもこの足下に 植えられたものが 地雷ではなく 小麦の種であったなら 飢えや争いに 苦しまないで 共に分かち合って 暮らすだろう 四 もしもひとつだけ ねがい 叶うならば 戦争捨てて 世界に愛と平和を このねがい叶うまで 人類(わたしたち)は 歩みつづけることを やめないだろう この歌は静かに広がり、世界27カ国・31言語に訳されています。 また、オリジナルの四番に付け加える五番の歌詞を募集したところ、 ベトナム・韓国・ウクライナのプロ歌手を含む多くの方々から、続々と応募が あり、現在は三百番に達し、世界で一番長い歌になっています。 NHKが2度にわたって(2005年11月7日に8分・12月18日に29分)報道し たことによって、いっそう広まることことを期待しましょう。 ↑2005年うたごえ祭典inひろしま 「ねがい」の大合唱 地元中学生から生まれた新しい歌詞のひとつを紹介します。 二百五十七 (広島市立大州中学校1年女子2005/11/9) たとえ私たちに 渡されたものが 悲しみの詰まった 過去であっても 未来を創るのは 私たちだから 明るい未来に していけばいい この歌が若いひとたちの中から生まれたことに…、 また、その後輩たちに歌い継がれていることに…、 (人類の)未来に希望を感じるのは私だけではないでしょう。 by MO
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| 2006-01-16 20:18
| 輝け!憲法9条
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