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(2009年5月7日18時過ぎ・我が家の月見草) 【本藍染工房「紺九(こんく)」】 第3回「読売あをによし賞」決定 文化財保存・修復の現場で顕著な業績を上げた今年度の受賞者が決ま りました。 (中略) ■本賞(賞牌と300万円) 鍛冶(かじ)・白鷹幸伯(しらたかゆきのり) (松山市)=薬師寺、唐招提寺などで「千年の釘(くぎ)」を復元 ■奨励賞(100万円) 本藍染(ほんあいぞめ)・森義男 (滋賀県野洲市)=国宝「一遍上人絵伝」の表装などに取り組む ■特別賞(記念品) 一般社団法人 国宝修理装コウ師(そうこうし)連盟 (京都市中京区)=加盟10工房で国指定の絵画・書跡などを修復 (中略) 《奨励賞》 本藍染 森義男さん67 濁りない色求め 一徹に製法守る 明治初年に創業の紺屋「紺九(こんく)」の4代目。染料を仕入れて染め る同業者が多い中で原料のアイの栽培から染料化、染めまで一貫した 取り組みなどが評価され、国選定保存技術保持者に認定される。 伝統の技術は、桂離宮松琴亭の襖紙(ふすまがみ)や国宝「一遍上人 絵伝」(京都・歓喜光寺)や重要文化財の表装などに使われてきた。現在 は、4年後に迫る伊勢神宮の式年遷宮に用いられる絹糸を染めている。 創業時は地場産業の綿や麻の絣糸(かすりいと)が主だったが、近郊や 京都の同業者が廃業したり、化学染料へ転換したりして、文化財修復の 紙や絹糸が持ち込まれるようになった。 夏場に収穫したアイの葉約300キロを乾燥 させ、水をかけながら、2か月半もかけて発 酵させる。それを木灰の灰汁(あく)と混ぜ、 約200リットル入りの甕(かめ)28個に仕込 み、発酵させる。 工房に埋め込まれた信楽焼の大甕に泡が 浮かぶ。「“藍の華”と言います。発酵が十分 に進んだ証拠です」。甕の茶色の液に糸を浸し て取り出すと、一瞬で茶色から緑、そして藍色 へと変わる。染めは1か月がかり。使う水は 地下水で「水道水だと色が濁る」と昔からの 製法にこだわる。 「マイペースで続けてきただけです。下働き を評価していただき、感激しています」と一徹な 表情をほころばせた。 ━ 以上、YOMIURI ONLINE(2009年5月1日)から一部引用 ━ ”紺屋の白袴(こうやのしろばかま)”って本当なのですね。 「読売」主催の事業なのですが…、ひとつの仕事を極めた職人さんが評価 されている点は清々しいですね。 少し調べていたら、「淡海の四季」という琵琶湖の四季の写真を集めた HPに、この「紺九」での本藍染工程も掲載されていました。 「紺九」さんが染めたテーブルセンターです。 ”青は藍より出でて藍より青し” by MO
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| 2009-05-08 00:09
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