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【9(アルバム名)】
最近、collection 195 がご縁で知り合った友人が教えてくれました。 │ フランス語圏を中心にヨーロッパ方面で圧倒的な人気を誇るアーティストに │ Lara Fabian(ララ・ファビアン)という女性シンガーがいます。 │ 相当な実力派なのに、日本では今ひとつ知られていませんが…。 │ で、この人が2005年に発表したアルバムに、そのまんま「9」というタイトル │ のものがあります。(後略) ララ・ファビアンさんはベルギー生まれ。2001年夏公開になったスティーブン・ スピルバーグの映画「A.I.」のサウンド・トラックにも楽曲 “For Always”を 提供しているそうです。 ところで…、何故??? 「9」なのでしょうか。 アルバム「9」についてホームページには、(いささか抽象的ではありますが) 以下にように記されています。 『 ある夜、(中略)私は夢を見始めた。 起きたとき、夢は強く思い出された。 私はこの数字を見、そして覚えていた。 夢は驚くほど鮮明で まるで、私の人生のいろんな事柄の一続きに 番号を打ってまとめたみたいだった。 そんな状況だったから、その一続きは 宇宙物理学の方程式と同じくらい 理解できないように思えた…。 だけどもう、疑いもなく とてもはっきりと、答えは私の行動の中にあった。 私は、新作をつくりあげようとしていて、 それを「9」と名づけるだろう、と。 疑問の余地がなかったのは、 それが一つのサイクルの終わりを象徴していて、 同時に他のサイクルの 始まりであることが はっきりしていたから。 自由のコンマ(,)の上に ぎゅっと抱きしめられた丸。 堅固なものから解き放たれ、 私たちはゆるやかに結び合う 宇宙のなかへ。 寛容と優しさを尊ぶ美学。 それは安全な迷路、そして幸福のしるし…。 だけど、今まで私はそれを知ろうともしなかったのだ。 』 これは、「茅ヶ崎9の日スタンディング」にも いらっしゃったこともある、友人が翻訳して くださったものです。翻訳をし、アルバム「9」 に入っている歌のビデオを見ての友人の 感想です。 │ フランス語の「9」はneuf(ヌフ)といい、「新し │ い」という意味もありますから、そういう意味も │ 込めているのではないかと思います。 │ 「9」に入っている歌、「un ave maria」では │ 白人の植民地主義によって今までの歴史が │ 書かれていること、そしてそうしたことに基づ │ いて今も人種差別が行われていることなどが │ はっきりと批判されています。 │ また「Les homericains」も、アメリカを批判 │ している内容です。 │ むろん偶然ですが、わりと第9条の理念に │ 近い歌が入ったアルバムなのでは…と │ 感じました。 by MO
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| 2007-05-29 16:29
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