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━4時間早めの更新です(本来なら5日00:09が定例更新日時)━
(月見草─夕暮れ、咲いたときは真っ白) (月見草─明け方、萎れると薄いピンク) 【九十九姫物語】 【日光】平家落人伝説が残る湯西川温泉で毎年六月に開かれている 「平家大祭」が、不況の影響を受け今年は規模を縮小する見通しとなった。 例年三日間にわたり行われてきたが、前夜祭を取りやめ二日間に短縮。 色鮮やかな衣装の女性が練り歩く「九十九姫物語」も一般参加者の募集は しない。(後略) 《以上、下野新聞(4月15日05:00)から一部引用》 「平家大祭」、この週末6月6~7日に行われます。 何でも…、千九百九十九年以来、例年は一般参加者を九十九人募って 「九十九姫物語」 ── 壇ノ浦の合戦後に出家した建礼門院徳子が京都の寂光院 に入った時、付き従ったとされる百人の女性にちなんだ行列。 色鮮やかな小袖や市女笠(いちめがさ)姿で参加 ── が行われてきたそうです。 ところで…先日、キムタクの”九十九”龍介を書きました。 他にもこのブログには数多くの”九十九”が登場してきましたが、それに は理由があるのでしょうか(???)。 以前からの疑問なのですが、先頃、ひとつのヒントに出会いました。 これは、東京新聞のコラム(2009/2/21)からの要約です。 ***ここから***************** 「九十九」という漢数字、 和語数詞の読み方のルールでは「ここのそ─あまり─ここのつ」と読む。 九十九にあとひとつ付くと「百(もも)」の意味から「つくも」という。 伊勢物語の「百年(ももとせ)に一年(ひととせ)たらぬつくも髪…」から 九十九が、百の字に一画足りない「白」として、白髪にたとえられた。 九十九歳を白寿というのはこれからきている。 九十九の下に折りがつくと「九十九折り」となり、こちらは「つづらおり」 と読む。「葛折り」とも書き、くずのつるのように、幾重にも折り曲がって いる山道や坂道の意味。 九十九を洋数字にすると「99」で、そこからはいろいろな言葉は生まれ てこない…。 *****************ここまで*** 私には似つかわしくない感想ですが…、この小さな記事から、日本語あ るいは日本文化の深さを感じましたが、如何でしょうか。 様々な”九十九”が現れるのには、訳があったのです。 by MO
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| 2009-06-04 20:09
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